健活

寝違えた首の治し方と予防法まとめ

2025年5月21日
チュアプレス
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美容と健康のナチュアプレス


朝、ふと起き上がろうとした瞬間、「あれ、首が動かない…」「振り向くのもつらい…」

そんな寝違えた朝を迎えたこと、ありませんか?

40代・50代の私たちは、体のゆらぎや疲れが“首”に出やすくなる年代です。

今回は、寝違えの原因・応急処置・予防法をお届けします。


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寝違えの主な原因とは?


寝ている間のちょっとした首の角度や、体の冷え、筋肉の疲労が重なることで、首まわりの筋肉や靭帯に炎症が起きてしまいます。


長時間の不自然な寝姿勢

 枕の高さが合っていない、うつぶせ寝、ソファでうたた寝…など


筋肉の疲労やこり

 肩や首の筋肉が慢性的にこわばっていると、ちょっとした刺激でも炎症に


冷えや血行不良

 就寝中に冷えて血流が悪くなると、筋肉の回復が妨げられ、寝違えを起こしやすくなります


さらに、寝具が合っていなかったり、睡眠の質が落ちていたりすると、寝違えは“繰り返す不調”になってしまうことも。

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40代以降に増えるワケ


「昔は寝違えてもすぐ治ってたのに、最近は痛みが長引く…」

「頻繁に寝違えるようになった気がする…」

実はこれ、年齢を重ねることで体の状態が変化してきたサインかもしれません。


 ホルモンバランスの変化

40代以降は、女性ホルモン(エストロゲン)が徐々に減り、血行や自律神経にも影響を与え、筋肉がこわばりやすくなり柔軟性も低下。

その結果、首や肩が慢性的に緊張し、少しの刺激でも炎症や痛みが起こりやすくなるのです。


首・肩・背中のこりが慢性化

パソコン作業、スマホ操作、前かがみの家事…。気づけば首や肩に負担のかかる姿勢をとっていることが多く、知らないうちに“いつもガチガチ”な状態になっている人も。

そんな筋肉が硬いまま眠ると、寝返りが少なかったり、首がねじれた状態が続いてしまったりして、寝違えを引き起こしやすくなるのです。


 回復力が落ちる

筋肉の修復力や代謝がゆるやかになる年代でもあるため、一度起きた炎症が治りにくい・痛みが長引きやすいという特徴も。


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寝違え応急処置ガイド


朝起きて首が動かない…。そんなとき、焦って動かそうとしたり、無理にストレッチしたくなってしまいますよね?

その行動、かえって痛みを悪化させる原因になるかもしれません。

寝違えたときは、まず「冷静に、やさしく」対処することが大切です。


 まず第一にすること

✔ 安静にする(まずは動かさない)

 → 無理に動かさず、できるだけ楽な姿勢で首を休めましょう。

✔ 痛みが強い場合は冷やす

 → 寝違え直後は、炎症を抑えるために保冷剤や冷湿布で10〜15分ほど冷やしましょう。


してはいけないこと

✔ 無理に首を回したり伸ばしたりする

 → 筋肉や関節にさらに負担をかけて、悪化する原因に。痛みがあるうちはストレッチ厳禁!

✔ 長時間のスマホ・パソコン作業

 → 首が前に出た姿勢は痛みを悪化させやすく、回復を遅らせます。

✔ お風呂や温湿布で温めすぎる

 → 炎症の初期段階(1〜2日以内)は、温めると腫れが強くなることも。痛みが落ち着くまでは控えましょう。


痛みが軽い場合は、1~3日で自然に回復するケースがほとんどです。

でも、痛みがひどくなる・肩や腕にしびれが出るなどの場合は、整形外科の受診を検討してください。


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首を整える回復ケア


寝違えた直後は痛みで動かすのもつらい状態ですが、炎症が落ち着いてきたら、「やさしくほぐすケア」に切り替えましょう。


湿布の使い分け

✔冷湿布(1〜2日目):痛みが出始めた直後は冷湿布で炎症をおさえる

✔温湿布(3日目以降):痛みが落ち着いてきたら、温湿布で血流を促し、回復をサポート

※皮膚が弱い方はかぶれやすいので、1日2回までを目安に使いましょう。


やさしいストレッチ(※痛みが落ち着いてから)

痛みがあるうちはストレッチはNGですが、軽く動かせるようになってきたら、次のような“首まわりをゆるめる”ストレッチが効果的です。

✔首を左右に倒す(呼吸を止めずにゆっくり)

✔ 首を前にゆっくり倒し、うなずくように上下に小さく動かす

✔ 肩をぐるぐる回して首まわりの血流を促す

※痛みがぶり返すようであればすぐ中止しましょう。


セルフマッサージ

✔耳の後ろから肩にかけて、指の腹でやさしく押す

✔肩甲骨まわりをあたためながらほぐす(蒸しタオルも◎)

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寝違え予防の習慣とは


寝違えを何度もくり返すと、「また痛くなるかも…」と不安になりますよね?

そうならないためにも、以下のような習慣を取り入れましょう。


枕とマットレスを見直す

✔ 枕が高すぎたり、首のカーブに合っていないと寝違えの原因に

✔ 理想は“首がまっすぐ支えられる”高さと形

✔ 柔らかすぎるマットレスも寝返りしにくく、筋肉がこわばる原因に


スマホ・PCの使い方を見直す

✔ 前かがみ姿勢は、首への負担が大きい

✔ 長時間の作業中は、1時間に1回は姿勢リセットを

✔「目線を上げる」・「背もたれを使って深く座る」・「肘をついて操作しない」などの意識が大切


就寝前はリラックス

✔ 湯船につかる

✔蒸しタオルやネックウォーマーで首肩の血流を促す

✔ ゆっくり深呼吸しながら肩を回す、やさしいストレッチを取り入れる


「首って、こんなに繊細だったんだ」と気づけた今が、ケアを始めるタイミング。

日々のちょっとした工夫が、寝違えない“しなやかな首”をつくっていきます。

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繰り返す寝違えに注意!


「また寝違えた」「治ったと思ったらまた痛む」そんなふうにくり返す寝違えや、いつまでも残る違和感には注意が必要です。

それは、単なる寝違えではなく、体の奥にある“サイン”かもしれません。


 寝違えがクセになる原因

✔ 姿勢のクセや筋肉のこわばり
特に「ストレートネック」「巻き肩」の人は寝違えをくり返しやすくなります。

✔体がリセットされないまま眠る
日中の緊張やストレスで自律神経が乱れていると、睡眠中にも筋肉が緊張し、寝違えやすい状態に。

✔ 首や肩の血流が悪い
冷え性・運動不足も影響します。


こんな場合は専門医の受診を

✔ 寝違えが週に何度も起きる

✔ 数日たっても痛みや動きにくさが改善しない

✔ 首の痛みに加えて、腕や手がしびれる・力が入りにくい

このような症状がある場合、頸椎椎間板ヘルニアや頸椎症など、神経に関わる病気が隠れている可能性もあるため、早めの受診をおすすめします。

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さいごに


寝違えは、体からの「ちょっと休んで」のサインかもしれません。

無理にがんばらず、少しずつ整えていくことで、体も心もきっと軽くなっていきます。

首をいたわることは、自分を大切にすること。

今日から、やさしいケアを始めてみませんか?





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