
ある日突然、「明日から入院です」と言われたら…。
突然の入院や手術、何を持っていけばいいか迷いますよね。
慣れない環境でも、できるだけ快適に、自分らしく過ごすためには“小さな工夫”がとても大切です。
今回は、入院時にそろえておきたい便利グッズをご紹介します。

快眠を叶える安眠グッズ
病院の夜は、慣れない環境・まぶしい照明・物音・時間のズレなど、思った以上に眠りにくいものです。
そんなときこそ、「少しでも安心して眠れる」ための準備が、体の回復にも心の安定にもつながります。
アイマスク
24時間ほんのり明るい病室では、遮光性の高いアイマスクがあると便利です。目元にやさしいシルク素材や、鼻にフィットして光が入りにくいタイプがおすすめです。
耳栓 or ノイズキャンセルイヤホン
隣のベッドの音や、ナースステーションの声が気になる方は必須です。完全に遮音するのが不安な方は、「周囲の音がやわらぐ」タイプのソフト耳栓がおすすめです。
ブランケット・タオルケット
エアコンで冷える病室には必須です。ふんわり柔らかな質感のものを選ぶと安心感もUP。お気に入りの色や柄が心の癒しにもなります。
抱き枕・クッション
横向き寝や長時間同じ体勢になると、肩や腰に負担がかかりがち。小さめのクッションを膝や腕に挟むだけでも体がぐっとラクになります。
ネックピロー(U字型)
仰向けがつらい人、リクライニングベッドでの休憩時に重宝。首の安定感がぐんと増して、眠りやすさも変わります。
レッグウォーマー・ゆるめの靴下
冷えによって寝つきが悪くなる方は必須です。足首を冷やさないだけでぐっすり感が違います。

入院中の美容&ケア用品
入院中は、メイクもおしゃれも最低限でOKです。だけど、「いつもの自分らしさ」をほんの少し保てているだけでモチベーションがまったく違います。
洗顔・化粧水・保湿クリーム
病室は空調の関係でとにかく乾燥しがち。普段使っているスキンケアをミニボトルに詰め替えて持参しましょう。荷物を減らしたい方は、オールインワンジェルや保湿シートマスクをおすすめいたします。
リップクリーム・ハンドクリーム
意外と乾燥する唇や手。無香料か、ほんのり香るタイプがリラックス効果もあっておすすめです。
アイブロウ・色つきリップ・BBクリーム
お見舞い・診察・退院時に“ほんの少しの整え”ができるだけで気持ちもシャキッと。小さめポーチに必要最低限のアイテムをまとめておくと便利です。
ヘアブラシ・ミラー・ヘアゴム
鏡で身だしなみをチェックできると、それだけで気持ちが整います。くせ毛や寝ぐせが気になる方は、ヘアワックスやヘアミストもあると便利です。
タオルのストック
フェイス用タオルは数枚あると、朝晩の洗顔にも便利です。
プラスしてあると快適なもの
✔ ウェットティッシュ(手拭き・除菌・おしぼり兼用)
✔ボックスティッシュ(肌にやさしいタイプ)
✔汗拭きシート・ボディシート(無香料・低刺激がおすすめ)
✔爪切り・毛抜き・綿棒

入院生活の癒し&暇つぶし
入院生活は、体を休めることが目的ですが、“暇を持て余す”ことが思いのほかストレスになることも。
また、病室の中では行動範囲も会話の機会も限られるため、気分が沈みがちです。
“お気に入りのアイテム”を持ち込んで、「ひとり時間を心地よく過ごす」工夫をしてみましょう。
文庫本・雑誌・旅エッセイなど
挿絵が多い本や雑誌タイプは気軽に読めておすすめです。
オーディオブック・ラジオ・Podcast
目を閉じたままでも楽しめます。
音楽プレイリスト&Bluetoothイヤホン
懐かしい曲、癒し系、ピアノ曲、自然音など、心のリズムに合わせた音楽が◎。電波の関係で通信が不安定な場合は、あらかじめダウンロードしておきましょう。
ロールオンアロマ/アロマハンドクリーム
「ラベンダー」や「ベルガモット」などリラックスできる香りを、手首やこめかみにひと塗りするだけで気分転換になりますよ。
香り付きおしぼり
香水ほど強くなく、ほんのり香る清潔感が心地よさに変わります。
ホットアイマスク
“温かくていい香り”は、最強のリラックスコンビ。副交感神経が優位になります。
大人のぬり絵・クロスワード・数独・折り紙
没頭するものがあると、時間が充実し、入院中の孤独感や焦りが軽くなります。また、指を動かす作業は、脳を活性化させながら心を落ち着けてくれます。
簡単な刺繍・編み物
針や糸の使用は病院によって制限があるため、事前に確認をしましょう。フェルト細工やペンで描く“手作りカード”もおすすめです。
普段の忙しい毎日ではなかなか取れない「自分のための時間」・・入院中だからこそ、大切にしてみてくださいね。

ベッド周りの収納グッズ
入院中は、ベッドが食事・休憩・リラックス・仕事をする“生活の中心”になります。
ベッドサイドポケット(吊り下げ式)
ハンドクリーム、リップ、スマホ、目薬、読みかけの本、イヤホンなど…細々としたものはこれひとつでスッキリ。ベッド柵にS字フックで固定するタイプも便利です。
カゴ型収納バッグ(自立タイプ)
洗面用具・フェイスタオル・着替え・化粧品などをひとまとめにしておくと、サッと持ち出せてラクです。さらにバッグの中を仕切るインナーポーチや巾着袋を活用すると、探し物が減ってストレスフリーに。
エコバッグ
脱いだものを分けて入れるときや、洗濯物を家族に渡すときに◎。小さくたためて軽量なので、2枚は持っておきたいアイテムです。
ジップロック
替えマスク・薬・シートマスク・衛生用品などを分類して入れられて、防水性もあります。透明なので、どこに何が入っているかひと目でわかるのも便利です。
紙袋
お菓子や予備のタオル、ティッシュ、使用済み袋などを入れる「隠し収納」として活用できます。

入院中あると安心な物リスト
入院生活に必要なものは病院からリストで渡されることが多いですが、実際に過ごしてみると「こんなものがあればよかった…!」と感じる場面がたくさんあります。
“必須ではないけれど、あると安心&快適”なプラスαのアイテムをご紹介します。
長い充電ケーブル
病院のコンセントはベッドから遠い場所にあることも。
モバイルバッテリー
停電時や移動中に大活躍。入院中に1台あると“安心感”がまるで違います。
小さめのノートや付箋、ペン数本
医師の説明や検査のスケジュール、気になった症状などを書き留めるのに重宝します。
不織布マスク
エアコンによる乾燥対策だけでなく、面会や診察時のマナーとしても。
ストロー付きキャップ(ペットボトルに装着)
100均で買える便利アイテム。寝たままでも飲めて、ベッド上でもこぼしにくいのが便利です。
保温ボトル(ステンレス製)
お茶・白湯・ハーブティーなどを少しずつ飲みたいときに。マグカップなら、蓋つきを準備すると衛生面も安心です。

あると絶対ラクに!名脇役
お薬手帳・保険証・診察券をひとまとめにできるケース
紛失防止&受付がスムーズに。
大判ショール or 軽量ストール
肩にかけたり目隠しに使ったり、急な冷房対策にも。
小銭・千円札・病院内のプリペイドカード
自販機・テレビカード・売店の買い物用に。カードケースで管理すると◎

さいごに
入院生活を快適に過ごすためには、“小さな準備”が心と体の支えになります。
必要最低限だけでなく、「これがあると落ち着く」そんな自分の味方をそばに置くことで、不安な時間もやさしく整っていきます。
あなたらしく、安心して過ごせる入院時間になりますように・・
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