
非常時、あなたは家族を守れる準備ができていますか?
地震や大雨は、ある日突然やってきます。
今回は、「何を用意すればいいの?」と迷っている方へ、女性の目線で考える“リアルに使える防災グッズ”をご紹介します。

防災は今が始めどき
災害は急にやってきます。
台風や地震、大雨による水害…最近は“想定外”が当たり前になりつつあります。
ですが、仕事や家事、育児に介護と、日々に追われる40代・50代の女性にとって、防災は“わかっていても後回し”になりがちです。
被災した方の中には「事前に準備していたおかげで不安が減った」「周囲に分けてあげられた」という言葉も。
“もしもの時”に慌てないためにも、あなたと大切な人のために「今日からできる備え」を始めてみませんか?

基本の防災グッズ一覧
最低限必要とされるのは、3日分=72時間を自力で乗り切るための備えです。
自治体や支援が届くまでの時間を想定して、自宅用と持ち出し用の両方を用意しておくと安心です。
✔飲料水・・1人1日2L×3日分以上
✔非常食・・レトルト・缶詰・フリーズドライ(主食・副菜・甘味)
✔ラジオ・ライト・・乾電池式 or 手回し式
✔モバイルバッテリー ・・充電済み+太陽光型もあると安心
✔簡易トイレ・・凝固剤付きが便利。1日5〜7回×日数分が目安
✔救急用品 ・・絆創膏、消毒液、常備薬、冷えピタ、鎮痛剤
✔防寒具・レインコート・・夏でも夜は冷えることも
✔ビニール袋・ラップ・・皿代わりや防水用、応急処置にも
✔紙皿・割り箸・カトラリー・・使い捨てが便利です
✔現金・身分証コピー・・キャッシュレス不可の場所も
これらを防水リュックにまとめ、靴と一緒に玄関や寝室に置いておくと安心です。

女性のための+αグッズ
避難所ではプライバシーが制限され、不便やストレスも多くなります。特に女性にとっては「言い出しづらい困りごと」に直面することも。
✔生理用品・・ナプキン、タンポン、吸水ショーツなど複数種類を
✔下着・ナイトブラ・・圧迫感が少ないものを数枚
✔ウェットティッシュ・ボディシート・・入浴できない日が続く想定で
✔デオドラント・保湿クリーム ・・肌トラブルを防ぐケアも大切
✔歯みがきシート・使い捨て歯ブラシ・・水が貴重になる場面に
✔小型ミラー・ヘアブラシ・マスク・・身だしなみが整うと気持ちも前向きに
✔常備薬・・市販薬だけでなく婦人科の薬やサプリも
✔香りアイテム・・ラベンダーやユーカリなど、気分を落ち着ける香りで安心感を
避難生活で感じる「不安」「不快」「不眠」などへの備えは、体の不調を防ぐ第一歩になります。

40代・50代ならではの備えを
更年期や体力の低下を実感しやすいこの世代だからこそ、「自分に合った備え」が必要です。
✔更年期サプリ・漢方薬・・いつも飲んでいるものがあると安心
✔老眼鏡・予備の眼鏡・・コンタクト派もメガネの予備を忘れずに
✔骨盤ベルト・サポーター・・長時間座ったり歩くときに備えて
✔防災靴(軽量・滑りにくい)・・おしゃれより機能性を優先
✔高齢の親の常備薬・・1週間分は別袋にセット
持病のある方は、お薬手帳のコピーや、かかりつけ医の連絡先メモもセットに入れておくと、避難先でも役立ちます。

防災の見直しポイント
せっかく準備していても、いざ使おうとしたら使えなかった…という事態は避けたいですよね。
□ 賞味期限が切れた非常食や水がそのままになっていない?
□ モバイルバッテリーは充電されている?
□ 懐中電灯の電池が切れていない?
□ 季節に合った内容になっている?(夏:冷感グッズ/冬:カイロ)
□ 子どもの服や靴がサイズアウトしていない?
□ 家族構成や持病などに変化は?(薬の見直し)
毎年「防災の日(9月1日)」や、年末年始などに点検するのがおすすめです。

防災の始め方3ステップ
準備にお金も時間もかかる…そう思っている方こそ、まずは手軽なところから始めてみませんか?
1. 家の中をチェック
カバンに常に持ち歩いているもの、水や食料のストック、充電器…実は「もう持っている」ものも多いかも?
2. 100均やドラッグストアを活用
非常用グッズは最近とても身近に。収納ケースを1つ決めて、少しずつ集めましょう。
3. 家族で話す・決める
避難場所・連絡手段・ペットの対応など、家族で共有しておくことが最大の備えです。

さいごに
「備え」とは、“心の安心”をつくること。
あなたと、あなたの大切な人の命を守る準備を、今この瞬間から始めていきましょう。
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